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Golf Traveler! by Yoshinobu TSUKADA

Club Spec2007 : Irons

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上から『i10』『S58』『Tour-W』です。

この1年でバッグに入れているクラブがまったく変わったな。ブランド「Titleist」~「PING」に変わったという意味でなくてクラブセッティングという意味で。ホント去年迄はアイアンは2~PwそしてWedgesだったけれど、いまはアイアンは4~だからね。今は見なくなった2,3番のアイアンはバッグから外れて代わりに入れてあるのがユーティリティークラブ。まさか自分が2アイアンを抜くなんて!想像もしていなかったけれど、これも時代の流れでロングアイアンよりも距離がでて高弾道でピンを狙っていけるクラブがでてきたから。あえて自分からハンディーを背負うように2番アイアンを入れることはもうないね。(でも、リンクスのようなコースではまだ2アイアンは貴重な武器になると思うけど)それに年齢の事もある。いつまでも「振れば飛ぶ!」っていうわけにいかない。年齢とともに変わる肉体に合わせて、道具も変えないと。衰えてから変えたんでは遅いかなと思う。その前からクラブは変えていかないと。

『i10』このアイアイは昔からのPINGの顔の流れを持っているクラブ。たぶんPINGマニアの人達にはたまらないんじゃないかな。しょうじき普通の日本人は、このいかにもPINGっていう顔には違和感を持つと思う。好奇心旺盛な僕は昔からことあるごとにPINGは使ってみたいと思うことがあったけど、やっぱり使う事はなかった。
でも、それは今だから言えるけど、ただ単に「食わず嫌い」だったなって。クラブの性能でクラブを選んでいたわけじゃなくて、「顔」で選んでいた面食いだっただけだね。それも感性を大事にするゴルファーにとっては大事な事だけどね。
この『i10』は夏くらいにプロの方には用意されてました。もう1回打って気に入っていた僕は、スタッフと話して気温も下がり身体が動きにくくなる秋〜冬に向けては武器になるとバッグにロングアイアンを入れる事を決めました。いまでは外せないクラブです。

『S58』これは僕がPINGを選ぶきっかけになったクラブ。いままで普通にブレードのアイアンを使用し続けてきた僕が違和感なく持つ事ができた最初のPINGのクラブ。バックフェースにはPINGの哲学が感じられる重心配分を考えたデザインになっているけれど、表のフェースはもうブレードのアイアンと変わらない。良い顔してる。
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この方向から見る「S58」が大好き。PINGの重量配分の哲学が浮き彫りになっているのが感じられるから。美しいとさえ思ってる。いいなぁ。
それとPINGのクラブの特徴が一つ見える。ネックの部分にある凹み。これは最初、僕も空気抵抗やラフからの抜けを良くする為の工夫なのかなと思っていたのだけれど、違う。これはネックを曲げてライ角やロフト角を変える時に、ネックの金属に皺がよったりヒビがはいるのを防ぐ為とのこと。硬い金属を使ってるPINGならではの工夫だね。

『Tour-W』今年後半にリリースされたばかりのウェッジ。これは完全にいままでのPINGの殻を破ったモノだと思う。物理的なものはPINGのままだと思うけれど、顔はもうPINGではない!って感じ。フェース部分はフラットな面を作るためとスピン性能を上げる為にミーリングもしてあるしね。昔PINGはフェース面の溝に独特の理論をもちいてスピン量を確保していたけど、これも時代なのかな。でも、ある意味オーソドックスな顔を持ったこのウェッジ、僕は好きです。今はPW(47),AW(52),SW(60)と入れています。

関係ないけど、PINGに頼めば今でも昔のクラブを用意してくれるとの事。じつは夢があって、自分が米国留学時代に、学生の90%はPINGか?ってくらいにみんなPINGのクラブを使っていたんだけど、その当時に流行っていた『ISI』『PING EYE2+』でゴルフをして見たい。楽しそうじゃない?
by yoshi_tsukada | 2007-11-15 13:46 | Clubs/Equipments