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Golf Traveler! by Yoshinobu TSUKADA

アリゾナを目指して…(3)

古い歴史のあるPINGらしく、当時の古い広告を見つけました。手書き?とも思えるような絵ですが歴史を感じさせてくれる貴重なものですね。PINGのこの広告はボクがまだ生まれる前のものですからね。その当時から今では当たり前のようにPINGタイプのパターの原点となるToe-Heelバランスを考えついていたんだから凄い!この人のアイデアがなかったらゴルフの歴史は間違いなく変わっていたでしょうね。
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他にも創業したての頃に、カリフォルニアのRedwoodにある自宅のガレージ(そこがPINGの始まり)前で奥さんと二人で写ってるものとか…。やはりカーステンさんが育ててきた会社だから、カーステンさんの人柄が現れている会社になってると思う。徹底的に物理を追求していく姿勢、家族的な雰囲気がスゴく感じられる雰囲気、サイコーでしょう。できたばかりのクラブを裏のレンジで打ってると、まるでガレージで組上げたクラブをそのまま裏庭に持って行って練習してるみたいな感覚になる。

ちなみに: 33°34'57.68" N 112°06'04.66" W (PING Headquater)

歴史を語るならココってところに許可を貰っていれてもらいました。マジでここは歴史を語る部屋です。もしボクがこれから優勝できたなら、世界中で少なくともこの部屋で歴史の一部としてずっと残ることでしょう。
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この部屋はどうしても入ってみたかった場所。いままでPINGを使って優勝してきた選手のパターと同じものに金メッキを施してこの部屋に飾ってあります。いまでは棚から溢れて、写ってはいないけど右側の壁に立てかけてあります。聞いたけど何本あるかはわからないと言ってました。ホントこれは歴史です、ゴルフ史です。過去の名場面で優勝の場面を劇的に演出してきたクラブ達…。感動っす!
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この写真、よ〜く見てください。パター以外のクラブも入ってますよね?じつはボクも知らなかったけど、ここに飾られるのはパターじゃないんです。優勝を決めた瞬間、最後のショット(パット)の時に使っていたクラブを飾るのです。左中からウェッジとアイアンが3本並んでます。これはBob Twayが全米プロで最終ホールでバンカーからチップインしたサンドウェッジ。隣がPaul Azingerがメモリアル?で使ったウェッジ、そして最後がCalcavecchiaの5アイアン。思わずそんな事もあったなぁと…。それに最近のモノが納められてる棚には長尺や中尺のパターとマレット型のパターが納められているので、置く時にもスペースが空いてしまうらしいです。そんな事からも時代の流れがわかりますよね。あまりカメラ持ち歩いて怒られそうなので携帯で撮りました。ちゃんと見れますか?

ここにボクの名前の入った GOLD PUTTER絶対に残したいです。

PS メジャーで優勝した時には、純金のパターを作ってプレーヤーに贈るそうです。
by yoshi_tsukada | 2007-03-01 21:41 | Traveler's