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Golf Traveler! by Yoshinobu TSUKADA

最終ラウンド!スタート 初戦ブリジストンオープン

ツアーの終盤戦がスタート、ここから先は去年から始まった緑健よみうりとカシオワールド伊以外は出場した経験がないのです。 秋の名物、ある意味ツアーの看板である、ダンロップフェニックス、VISA太平洋マスターズ、ABCです。 なんだかんだと足踏みをしてしまい、まだシードも確定させていないので、少し不安もあります。 ゴルフの調子が悪くないのならば問題ないのですが、スウィング、それもアドレスとグリップに違和感を抱えたままなので思うようなゴルフの展開ができずに苦しんでいます…。 でも、これを越えれば何か見えるはず。 ただただ気持ちよく構えてクラブが振れれば、行ける!って自信があるんだけどな。

1st Day: --▲------ 37 ▲--◯-▲--- 37 74(+2) 80位T

もうしょうがないです、自分の体でゴルフをしてる感じがしない。 力もスウィングのどこかで抜けてるし、タイミングもすっかりずれてるし、これじゃまともに当たる分けない。 スウィングが行方不明! 僕はスウィングの見た目の形は求めてません、内側にあるフィーリングが欲しい、自分だけのアノ、リズムとフェースがボールを捕まえて行く感触。 どこにいってしまったのだろう?   

今日のちょっと自分でオモシロイと思った話です。

ラウンンド中に同組の川岸さんとの会話
「川岸さん、昔のクラブって持ってますか、まだ?」
「あ? 持ってるよ。」
「でも、パーシモンとかだけだけどね、メタルとかチタンはもう持ってないよ。」
「へぇ〜そうなんですか。 いまそのクラブって打てますか?」
「もう打てねぇよ。」
「なんでですか?」
「あんなクリークくらいの大きさでよ、43インチのないのに390グラムのあるクラブなんか打てねぇよ!」
「は?」
「スプーンなんかよ、400グラム以上もあったからな。 よく打ってたよな。」
「??? 400グラム以上のスプーンを打ってたんすか? マジで?」
「それってメチャクチャ重たいじゃないですか!」
「ちなみにシャフトってなんだったんすか?」
「X500」
「えっ?」
「その前によ、本間のハガネ使ってたんだけど、それもっと重くてよ。」
「X500なんてあるんすか? 聞いた事ない。」
「X500まであんだよ!」
「…。」

この人、川岸さんって昔は本当に怪物だったんだなと思いました。 個人的には、この人が日本ツアーをいきなりスキップしてアメリカに渡って力でガンガンドライバーをぶっ飛ばして戦ってる姿を見たかったな。 ドライバーをノーマンあたりをかる〜く30ヤードくらい置いて行って、ロングのセカンドをPWでつけて簡単にイーグル! マスターズでこの姿を見られていたら、いまの男子のゴルフ界が変わっていたかもね…。それにしてもX500なんてシャフトが存在していたなんて驚き。

また僕が大好きな、黒い鉄人・合田洋プロとの今日の名物16番ホールティーでの会話。
「カップ!」
「カップ!」
「どうすか?」
「どうでもいいスコアだな。」
「またまた。 がんばってくださいよ。」
----省略-----
「お前、休みまたタイに行ってたの?」
「ハイ! 行ってました。」
「塚田、タイにいる時ってなんて名前なの?」
「えっ?」
「…。」

この意表をついた質問に、素直に「ないですよそんなの!」とか普通に答えてしまった僕は、合田さんに負けました。 人間として。 例えスコアが悪くても、おいしいタイの名前を切り返して答えられなかった事は今日のスコア以上に悔しかったです。 当然その後のティーショットは左に曲がって林の中へ…。 オレもまだまだだ。
by yoshi_tsukada | 2006-10-21 00:56 | Traveler's