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Golf Traveler! by Yoshinobu TSUKADA

これが現実

ここ数年、データなんて見てもいなかった。どうせ見たくもないような数字しか載っていないのはわかっていたから。でも今年から現実の自分のゴルフと向き合おうと、データを見る事にした。悲しいかな、この表がオレのゴルフの通信簿!これが今の実力。
この数字が良くなれば、必然的にランキングも上がるし賞金も稼げるのか?答えはイエス。この数字を上げる為にゴルフをしているわけじゃないけれど、数字が示すもの、それが実力であり現実なんだよね。

2009年

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いい見方をすれば「伸びしろ」がたくさんあるといえるかも。厳しい見方をすれば「成績の通り」ということになる。ツアーに出始めた頃からのデータと比べると、オモシロいこともわかる。サンドセーブは、自分では好きな部門。苦手意識はまったくなかったのに、いつの間にか(シードを取る前くらいから)自分の中で苦手なものになっていた。ツアーに出始めた頃に持っていたけれどなくした技術、ツアーに出始めから成長のない技術。上手く伸びてくれなかったのは、自分の練習にたいしての取り組みが良くなかったんだろう。自分が取得する必要がある技術、改善が必要な技術、継続する技術の見極めができなかったし、対処できていなかった。ということ。

ある人間に言われて目が覚めた。「部門別のデータ、どれを取ってもアベレージ以上のものを持っていないとこの世界ではやっていけないよ。」その通り!見ないようにしてきたけれど、それは事実。何一つ技術的に、この世界のアベレージを越えていない人間がシードを取るとか優勝するとかはありえない。いくら「じつは上手いんだぜ!」と練習で証明したって、本番での実際の数字が嘘を暴く。この世界で生きていくならば、戦えるだけの武器(技術)がないとね。

それにしても世間一般に自分の成績が開示されてしまうって、考えようによっては辛いね。稼ぎもしっかりとバレるしね。「あなた食べていけるの?」と言われてもしょうがないよね。タケ先輩にも言われたけれど、プロは自立できるのが条件。食えもしないでプロとは言えないよね。初優勝を飾った五十嵐さんも去年のツアーの稼ぎは0円といっても、地方のトーナメントでしっかりと稼いでいるからね。ポッとでの名もないプロってわけじゃない。

優勝は掴み取るもの、そして掴み取れるのはちゃんと技術に裏付けされた強さをもったプレーヤー。でしょ?遼君だって、ラッキーだけで勝ってるわけじゃないからね。

…サンドセーブ率、良くないね。先月のツアー選手権の時から、毎日練習するようになってだいぶ昔のフィーリングが戻ってきた。これから数字をあげていけると思う。ただショットがいい感じだからバンカーにはそんなに入らないと思うけど…。
by yoshi_tsukada | 2009-06-29 18:17 | Traveler's