Photo by Shunji Maeda
2016年シーズンが終わった。
チャレンジツアー賞金ランキング1位となり、来年1年間のツアーへのフル出場の資格を得た。これは実質ツアーのシード権と同じことになる。ツアーによると、99年以降の記録上では歴代最年長賞金王(8月で47歳となった)とのことだ。誇らしいような恥かしいような複雑な気持ちがする。正直な話をすると、今年はチャレンジツアーでは早々にランキング上位を確保、来年前半戦の出場権を得て、ツアーに集中しシード(賞金ランキング60位内)もしくは準シード(ランキング61-75位)を目指そうというつもりだった。楽に考えているわけではなかったが、なんとかできるのでは?と自分自身では感じていた。しかし、始まってみると、ツアーとチャレンジツアーの両方に集中してプレーすることの難しさを思い知らされた。早々にチャレンジツアーで勝ったことも関係していると思うが、どうしてもチャレンジツアーの方に偏りがちなスケジュールになってしまった。結果としては、ランキング1位を手にしたわけだから、間違った選択をしたわけではないが、もう少しツアーの方でも稼いでランキングを上げておきたかったという思いが残った。
少し心残りもあるが、シーズン終わりまで待たずに来年の出場権を得られたのだから、喜ぶべきだろうと思う。今年は久しぶりにゆっくりとした年末を過ごすことができるだろう。
※ 写真は[石川遼 everyone PROJECT Challenge Golf Tournament 2016] 優勝時
JGF(ジャパンゴルフフェア)へ行ってきた。今年は期間中の会場での出番はなかったので、最終日にビジターとして会場へ行き、知り合いやメーカーの担当の人たちに挨拶をしてきた。まず用具契約先のPINGへ挨拶に行った。あるかもなと思っていたけれど、案の定ロングパットチャレンジに参加させられてしまったw 惜しかったけれど、さすがに9mのロングパットは入らないよな~。
その後は、お世話になっているシャフトメーカー3社、グラファイトデザインとKBSを周り、新しい新作情報のチェックと、今後の相談に乗ってもらった。写真はGDブースで活躍の石井忍プロ。出番が終わり帰る前に捕まえました。最後に大学の同級生がオーナーのシャフトメーカーがあり、今年は会場にブースを出していたので、挨拶に行ってきた。CRAZYというんだけど、ステップの付いた珍しいカーボンのアイアンシャフトがあり、PINGでリリースされたばかりのアイアンタイプハイブリッドのCROSSOVERにどうかと言われた。試してみる価値はあるかなと思う。今年のJGFで目立ったのは、弾道計測器やシュミレーション機器やGPS系が充実していたこと。一般にもかなり普及して聴くであろうこうした機器類のおかげで、今までのような勘でやるゴルフの時代が終わり、データを読む時代になっていくのだと思う。ちょっとこじつけっぽいけれど、ある意味より電子ゲームの世界に本物のゴルフが近づいていっているような気がする。そう思いませんか?