Golf Traveler! by Yoshinobu TSUKADA

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茨城2連戦 初戦三菱ダイヤモンドカップ@大洗

シーズンもスタートしたばかりなのに数週間の休みを挟んで、気分的にはもうシーズンの中盤戦がスタートしたような気分だな。じつは3戦目なのに…。

でも、またツアーのティーに立てるのは嬉しいこと。やっぱりココが自分の居場所なんだとつくづく思う。ツアープロになるという道を選んだからには、いつまでも幾つまでもツアーのティーに立ちたいなと思う。杉原さんのように。永久シードという資格で出場しているとはいえ、あの歳までツアーでティーアップできるのは、もう言葉で言えないくらい凄い事。永久シードの是非が問われているけれど、永久シードというカテゴリーに入れることすら凄い事なんだから。その永久シードの選手の内何人が70歳でティーに立ってられるんだろう?そう考えると凄くないですか?

話は逸れたけど、久しぶりのツアー。嬉しい反面、久しぶりで大洗カントリーと続く週に宍戸カントリーは結構きついね。両トーナメント共にツアーきっても難コース設定だから。特に大洗は大きく育った木がフェアウェーの上空まで伸びてきて、ただ単にまっすぐに打てばいいというコースじゃないからね。それに海から吹いてくる風が上空を通っているので、見た目以上に気をつかう。とはいっても、こういうコースほどやりがいがあるし、攻めきれた時の快感は他にかえ難い。
それにココで自分のゴルフが成長しているのか判断もできるしね。以前は打っていくことができなかった場所にティーショットで狙っていけるのか?できないのか?

初日を終わり3オーバー。ん〜なんとも言えないスコアかな。もう少しどうにかなったはずという感じかな。自分で第三者となって自分を見る事は無理だけど、そういう気持ちで自分のゴルフを振り返ると「弱いね!」っていう感じかな。気持ちがね。チビッてる。そんなに警戒したり難しく考えてゴルフしなくてもいいんじゃない?って感じかな。攻略しようというよりも、ミスしないようにっていう気持ちがですぎている気がする。何でもそうだと思うけど、守りに入ったり、逃げるとパーを取る事さえ難しくなるからね。もっと単純にゴルフした方がいいと思う。自分で言ったらいけないことだと思うけれど、年々上手くなってきも気持ちがそっちの方へいってしまったらダメだよね。よく自分に勝たないと!っていうけど、そういう事なのかと思う。逃げようとする自分の蹴っ飛ばしてでも前にいかせないと。ゴルフで死ぬ訳じゃないんだから…。

ちょっとそういう自分の弱いところが感じられた一日だった。

「ピンが見えたらピンに打っていけばいいんだよ!その為に練習してんだからよ。カップが見えたら入れようと思って打てばいいんだよ。2、3回くらい3パットしたってどうってことないだろ?その分バーディーとれば一緒なんだから。カップに届かないってどういこと?バカ、お前?」

今日のラウンドはこんな感じだったな。
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by yoshi_tsukada | 2009-05-28 21:02 | Traveler's

クラブ・セッティング考 (4)

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クラブが選ばれる基準となるもの。

14本全てのクラブが、それぞれに選ばれる理由を持ってバッグの中に納められている。14本という数を満たすだけの為にバッグに入れられているクラブはない。足りないくらいだと感じる人も多いのでは。僕もできることなら、ドライバーからサンドウェッジまで等間隔の距離をクラブで埋めていきたいと考えている。それは簡単に言ってしまえば、距離のコントロールという不確定なものを取り除きたいから。ドライバーからの距離を等間隔で埋めるということは、その全ての番手のクラブでコントロールをしないですむケースが多くなる。距離のコントロールというのは、風や体調や調子云々で日々微妙なズレがもの、それをわかっているからみんな自分が苦手とする距離域でクラブを増やし、コントロールをすることをなるべく排除しようとしているのだと思う。前出のジーブ・シンしかり、彼もサンドウェッジ(120ヤード以内とカバー)に絶対的な自信があるから、不確定な要素を取り除く為に長い距離でクラブを増やして対応していたんじゃないのかな。またウェッジを多く入れるアメリカの選手も同じだと思う。ティーショットで距離がだせるだけに、短い距離での正確性を欠く恐れがあるのでウェッジを増やしているとも考えられる。(みんな十分に上手いじゃないか!と思うかもしれないけれど、それは人それぞれのレベルでの話であることを理解してください。)またクラブをコースに合わせて入れ替えるプロ、どこのコースでもセッティングを変えないプロといるけれど、どんなクラブを使っているかどうかなんて実はたいして意味がないと思う。ゴルファーはコースで対応を迫られるコントロールショットへの答えをクラブセッティングという形で表していると思う。

逆に考えれば、コントロールに対して自信があればクラブセッティングにはかなり幅のある選択が可能になるから、クラブをコースによって変えたりしなくても対応できるかもしれない。

僕なりに考えてだしたクラブセッティングの答え。それはどの番手をバッグに入れるか?ということではない。ウェッジを補充するとかウッド系を入れて長距離をカバーするとかではない。答えは「コントロールしやすいクラブ」または「セットの中のクラブに統一性を持たせること」どういうことかというと「すべてのクラブを同じフィーリングで振れるようにする」ということ。
これは僕が考えだしたわけじゃない、ほとんどのクラブ設計家はその事を念頭に置いてクラブを作っているはず。専門的に言えば、クラブの重心距離を揃える!です。(重心距離についてはこちらを参考に→ゴルフの図書館)これは凄い大事なことで、重心距離が違うだけでプロといえど全く同じようにスウィングすらできなくなってしまうことがある。そんなの辺り前じゃんと思う人もいると思う。だけど、自分のバッグの中身は重心距離が統一されたセッティングになっていますか?重心距離について知っている人でも、実際にはクラブ選ぶ時に重心距離でクラブを選んだりはしていないと思う。

それは多分にプロのクラブセッティングが関係していると思う。今では海外のツアープロのバッグの中身でさえ週刊誌等で見れる時代。やはり憧れのカッコいいプロの入れているクラブを使いたいと思うのはアマチュアの正直な気持ちだと思う。多少使いこなすのに難しいと分かっていても、ある意味それをバッグに納めることはステータス的な意味合いもあるんだと思う。じゃ、プロがバッグに入れているクラブは重心距離が揃っているのか?僕が見た限り重心距離にもこだわりをみせているのは片山晋呉くらいだと思う。それは彼が選んで使っているアイアンを見ればわかる。現代のクラブは距離がでるようになり、曲がりを減らす方向へとシフト、ヘッドの体積を増やす事でそれに対応してきた。ということは、アイアンとの重心距離差が大きくなるばかりとなってしまう。その差が開くばかりの重心距離を揃えるには、アイアンの重心距離を延ばしていくしかないと思う。僕が見た限り、こだわっているのは片山晋呉かな。彼がフィーリングでそれを選んでいるのか、理論で選んでいるのかはわからない。けれど、そのこだわりが彼をトップまで押し上げた要因の一つだと思う。そういえばジーブも昔からアイアンはヘッドの大きい(長い)モノを好んで使っている。昔からウッドと同じくらいの重心距離のモノを選んでいたんだ、彼はたぶんフィーリングを信じた結果その答えに辿り着いたんじゃないかな。
他のプロはどうか?正直に言って、ほとんど重心距離なんか合ったクラブを使っているとは思えない。プロも感覚では重心距離を合わせることは重要だと感じてはいる。実際にスウィングやショットの安定性がなくなるのだから。僕自身もドライバーのヘッドの大きさの変化には対応がかなり遅い方だったと思う。アイアンをタイトリストの小さいヘッドのモノを使っていた事もあり、どうしてもヘッドの大きいドライバーで同じフィーリングのスウィングをすることができなかった。しかし僕らプロも、距離の長くなったコースで戦う中でどうしても距離は欲しい。セットの中で重心距離という統合性を犠牲にしても距離が欲しいんだ。また一方でウェッジでは硬いグリーンに対応する為に、小さめのヘッドでスピンをかけようとする。アイアンも含めて、各状況に応じて必要なショットを満たす為に、重心距離というものがプロであっても犠牲になっている。そこをカバーする為にシャフトの性能に頼っているのが現実じゃないかな。
よく契約を新しくし違うメーカーのクラブを使い始めた後に調子を崩し、一戦から離れていくプロがいるけれど、この重心距離が関係している場合も多いのじゃないかな。そう考えると、この重心距離を揃えたセッティングを持つということは選手の寿命とも関係しいると考えるべきだと思う。
前に話したように、コントロールショットを減らす為にセッティングを考えるのなら、同じバッグに重心距離の違うクラブを入れる事自体がすでにコントロールショット要求しているという矛盾になる。それを番手でカバーしたところで何の意味があるのか?たぶん一流と言われる選手ほど、そこへのこだわりが強いはず。クラブを変えないというのも、いたずらに重心距離の違うクラブをセットに入れたくない現れだろうし、クラブを入れ替えるプロであっても見た目には全く違うクラブでも重心距離を変えていない可能性はあると思う。

自分もこのクラブセッティングについて書き始めた時、もっと違う答えを想像していた。いかにウッド系、ユーティリティ系、アイアン系のクラブを組み合わせていくのかというところが重要な要素なんじゃないかと考えていた。しかし、考えれば考えるほど、いろんな選手のセッティングの意味を考えるほど、単にクラブの組み合わせだけではつじつまが合わないことがあり、僕が辿りついたのはウッド系やなんやという表層的なこととは対局にある重心距離という、クラブを構成する大事な要素だった。
距離をコントロールする為に、クラブセッティングを考えるなら、まずは同じスウィングができているのが前提なはず、ではセットを構成するクラブがそれぞれ異なる重心距離を持つものだとすると、それぞれに違う違うスウィングを要求することになる。こんなバカな話はない。なるべくコントロールショットしない為に選んだクラブがスウィングの安定性を崩し、逆にスウィングのコントロールを要求している。
もし重心距離の揃ったセッティングをしているのなら、どの番手を持っても同じフィーリングで振れるはず、そうなってこそ初めてスウィングの安定性が確保できるだろうし、安定したスウィングを持つことによって実は距離のコントロールという問題にも対応できるようになるんじゃないだろうか。

これが僕の答えです。

僕らプロも含めて、やはり流行のクラブを使いたい新しい物は試したいという気持ちがあり、それがセッティングにおいて正しい判断をするのを邪魔していると思う。現実的にみれば自分が好きなクラブ使いたいクラブが、自分のスウィングに合った重心距離を持ったクラブなのかどうかは別な問題。現実を取り重心距離の揃ったセットを持つか、ロマンを取り好きなクラブを使いこなせることを夢見るのか?どちらを選ぶのも自由、ロマンを取ってもいいスコアをだす事は可能だしね。
しかし僕らプロにしてみたら、花より実を選ぶ方向でないとダメだね。たった1mが勝負を分ける場面すらあるのに、スウィングの安定性を欠くクラブセッティングというのはかなり現実離れした選択としかいいようがない。

ここまで書いて気がついて、果たして自分のクラブは重心距離が揃っているのか?調べたくなってきた。『重心距離』これが一番大事なことだと思う。
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by yoshi_tsukada | 2009-05-24 00:39 | Clubs/Equipments

いつものように

チャレンジの第二戦目が茨城の猿島カントリーであり、知っての通りなんともない順位で終わりました。よくあることですが、最後に失速というか後退だね、もうちょっとどうにかならないのかなって感じだね。

2日目、この日はかなりの風の強さでスコアを落とさなかったら順位は確実にあがるという感じで、それは自分でもわかっていた。前半をイーブンでまとめて、さぁこれから!と思った矢先に10番で3mのバーディーを外してしまって何かがかわったのかな?自分でもよく解らないけれど、油断したのか、緊張がほどけたのかわからないけれど、毎ホールでミスの連発!酷かった。主に判断ミスが多いね。終わってみれば41を打ってしまっていた。

悲しいわ。

優勝したキャンベル。ツアーでも優勝している選手。特に目立った感じもないし、ゴルフ自体も特筆するようなショットを持っているわけじゃない。だけど、彼の強さはどんな条件下でも自分のゴルフを維持できることだと思う。メンタルも強いと思う。去年シード落ちしたけれど、またすぐに復活するだろうね。優勝おめでとう。

関係ないけど、週始めから喉が痛くなり、昨日からはちょっと寒気がする。インフルエンザじゃないとは思うけど、今朝は一段と風邪の兆候が進んでる。来週に向けて早く治さないとな。
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by yoshi_tsukada | 2009-05-23 08:23 | Traveler's

Go Apache!! & おめでとう琉球Golden Kings!!

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生まれて初めてプロバスケットを観てきました!

f0068901_18431428.gif有明コロシアムで行われたbj LeagueTOKYO Apache琉球 GOLDEN KINGSの試合を観戦。オモシロかったし楽しかった、スポーツを観るってこういうことなんだな。元々バスケットが好きっていうのもあるけど、ゲートを抜けてコートが見えた瞬間から、会場の雰囲気に飲み込まれた…最後まで興奮してしまった。これを機に東京アパッチのブースター(サッカーのサポーターと同じで応援するファンのこと)になることに決めた。アパッチにカラーは紫、オレもこれから大事な時は紫のウェアを着よう。

f0068901_18452750.gif試合の方は残念ながら東京アパッチは負けた、2年連続のファイナル敗退…。来年頑張れ!そして勝ってチャンピオンに輝いたのは、去年の最下位から全チームを引きずり降ろした琉球ゴールデンキングス!すっげぇ〜!!最下位からチャンピオンだって。試合中の応援も正直言って沖縄の方が勝っていたかな。序盤で流れを掴むと、東京のファールを誘ってフリースローを確実に決めていた沖縄は、一回も追いつかれることなくゲームの流れを作っていた。アメリカにいた学生時代、NCAAとかの試合は生でみたことがあってけれど、プロの試合はテレビでの観戦のみ。今回初めてのプロのバスケットだったけど、ホント最高!NBAじゃないじゃん!とか言う人いるかもしれないけど、生で観ればそんなこと言わないと思う。ファイナルが終わりbj Leagueはシーズンオフに入ったけれど来シーズンは気合いを入れて応援に行こうと思う。

bj Leagueのチームはそれぞれにダンスチーム(チアリーダー)を持っている。もちろん綺麗な子ばかり。ジュニアチームもあるのか、東京には小学生、中学生っぽい感じのチームもあったな。観ていてカッコ良かった!
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思わずニンマリ顔で一枚撮ってしまった。どう?

そしてもう一枚。
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これは招待券やVIPが入れるラウンジでの一枚。こちらのおネーサン達は東京でも沖縄でもなく、米国からきたNBA所属のチアの人達。雰囲気あるよね。チアといっても綺麗、可愛いというよりもアスリートみたいな格好良さって感じ。チアといってもプロ意識が高いんだね、コート脇でもラウンジでもファンに対してのサービスが凄い!写真とかにもすっげぇ気軽にずっと応対していたもんな。どっかのプロにも真似してもらいたいね。
感じたのはチアだけでなく、bjリーグはファンサービスやホスピタリティーがしっかりしている。プロとして、ファンあってのプロという事を理解しているんだと思う。媚びているんじゃない。偉そうにしているわけでもない。プロとして自分達を観にきてくれたファンに対して「ありがとう」って気持ちをもっているんだと思う。また観に行きたいって思うよファンも。

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琉球ゴールデンキングスおめでとう!東京来年頑張ってくれ!

みんなもbj League応援してみては?

※ 「bjリーグ」は「JBL」とは違います。
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by yoshi_tsukada | 2009-05-18 19:19 | 雑談…

クラブ・セッティング考 (3)

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クラブセッティングは自分の得意な距離レンジに合わせるべきか、それともコースでの必要性に合わせるべきか?

というところまで話が進んでから、時間があり自分でもいろいろと考えてみた。だけど考えれば考える程に沼に引きずり込まれるように解らなくなってしまった。クラブセッティングって何なのか?初めは深く考えずに書き始めた『クラブ・セッティング考』だったけれど、以外にというかかなり難しい問題なんじゃないかと思う。
プロ、アマチュア問わずに人の数程のセッティングがあり、そのセッティングを決める為の要素がまた多い。自分のスウィングや調子、またプレーする日の天候までも考慮するに値するし、自身の調子が見極められるなら、各ホールで使うクラブが判断がつく。その一つ一つの条件をすべて計算してクラブのセッティングを決めるのはほぼ不可能に近いと思う。というか、そんな確率の計算でできるほど、ゴルフは簡単じゃない。いい時も悪い時も、思いもよらないようなことが起きるのがゴルフ。いちいち細かいところにまで気をくばっていたらキリがなくなる。かといって、全ての条件を計算できずに、中途半端なところでクラブを決めるほど意味のないことはない。

じゃ、どう考えればいいのか?クラブのセッティングを決める要素を細かく分析していく意味がないというのなら、野放し状態のように個人個人で好きなように使いたいクラブを入れればいいと言えばいいのか?もう『クラブ・セッティング考』自体が意味をなさないものなんじゃないか?というところにまで、じつは考えがいってました。

ホントのところ、この話を進める上でかなり行き詰まってしまっていました。

コメントのところにも、「タイガーのようにセッティングを変えない選手とミケルソンのようにコースによってクラブを入れ替える選手のこと。」という事に対しても明確な答えがだせない。
でも、一つだけ言えるのは、個人それぞれにバッグの中に入れているクラブの1本1本に何かしらの意味を持たせているということ。現実にハーフセットでいいよといって試合に来る選手がいないということは、みんながフルに14本のクラブを必要としているってこと。ということは、選んだ1本づつに選ばれた理由があるはず。

『クラブ・セッティング考』こうも考えをまとめられない、系統だけて理論も見つからず、こうするべきでは?という答えのようなものも見つからないのは、じつは間違った観点からクラブ・セッティングを考えているのでは?ということに気がついた。

プレーヤーがクラブを選んでバッグに入れているということは、選手それぞれが理由を持ってクラブを選んでいる。但し、クラブを選ぶ時の基準となるのはコースコンディションやコースセッティングによるものではない。あったとしてもほとんど影響を及ぼさないものだと思う。

じつはクラブを選ぶ基準は別のところにあると思う。またそれを基準としてクラブを選ばないといけないんだという、ある事に気がついた。

続く…。
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by yoshi_tsukada | 2009-05-13 17:32 | Clubs/Equipments

クラブ・セッティング考 (2)

アイアンの選択がキーポイントになる。

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アイアンは一般的に約ロフトが17°〜48°(2〜Pw)のクラブである。もう今は2アイアンをバッグに入れていないので、自分が持っているのは3アイアン(20°)〜Pw(47°)になる。このクラブでカバーできる距離は約225ヤード〜125ヤードになる。それぞれのクラブ間の距離が約15ヤードほどになる感じかな。他の選手に比べると少し番手間が空いているかもしれない。ただそれはロングアイアンが多少他の選手よりも距離がでているからだと思う。

アイアンの距離は解った。このアイアンの持つ距離はクラブセッティングの中の要である。理由は、どんなセッティングにしようとも、絶対にカバーしなければいけない距離範囲だし、アイアン以外にこの距離範囲をカバーできるクラブがないから。
じゃ、どこでクラブ・セッティングを考えないといけないのか?それはドライバーとアイアンの間の距離、もう一つは最後のアイアンの距離からアプローチの距離。この間をどうするか?これが問題になる距離範囲!そうアイアンという不動の距離範囲をカバーするクラブがあるからこそ、その前後の距離をカバーするクラブが大事になってくると思う。
昔といってもほんと10数年くらい前までは、そんなにこの距離で悩むことはなかったと思う。なぜかというとコースが今ほど長くなかったし、アイアンのロフトも今ほど立ってなく距離もでなかったから。だけどコースの距離が長くなることによってセカンドショット以降で、フェアウェーウッドやユーティリティーでグリーンを狙う必要がでてきたし、アイアンの距離が伸びたせいで、Pw以降の短いクラブでカバーしないといけない距離範囲が広がってしまった。

もちろん理屈としてはカバーしないといけない範囲が広がったなら、そこにクラブをあてがって距離を埋めていけばいいことなんだけど、さすがに14本のクラブ制限があるなかでそれは無理。14本のセッティングを考えると、ドライバーは外せないクラブ。そのドライバーの距離290ヤードからアプローチショットの距離までをカバーするには、2通りの考えがあると思う。
一つは、ドライバーから一番下のウェッジまでの、番手間の距離を全て均等にする。もう一つは、アイアンの前後で、長い方の距離か短い方の距離のどちらかをクラブの補充なしに1本か2本のクラブで距離をコントロールしてカバーすること。

例えば、ちょっと前まで日本をメインでプレーしていたジーブ・ミルカ・シンはオモシロいセッティングをしていた。彼はアイアンは3~Pwで普通だけれど、Pwの下はSw(ロフト53°)一本だけで距離は120ヤードまでをカバーしていた。もちろんバンカーも含めて。その代わりに、ロフト12°のドライバーをバッグに入れて1w,2w(12°),3w,5wと4本のウッドを使い分けていた。これから言えるのは、彼はSwでの距離のコントロールに自信がある一方、ドライバーからアイアンまでの距離の間隔を一定にすることをクラブの本数で埋めることを選択したということ。これはジーブが長いクラブでのコントロールに自信がないというよりも、コントロールが難しい長距離の正確性を確保する為にあえて、本数を増やして、それぞれのクラブがカバーする距離の範囲を狭くしたと考えた方がいいと思う。当時は、ヘンはセッティングだなと思ったものだけど、今考えれば、あれがジーブが世界のツアーで戦ううちに辿り着いたセッティングの答えだったんだね。

また逆の例として。ミケルソンを始めとして米国の選手が最近ロフトの多いウェッジをバッグに入れるようになってきている。例えばロフトが64°のウェッジとか。これは戦うツアーのコースセッティングの傾向によるものだと思うけど、米国の選手は他のツアーの選手よりもPwから下のクラブにセッティングのポイントを置いていると思う。目立つのはPwをアイアンの流れではなくウェッジの流れのクラブでロフトが47°くらいのものを入れている。また、そこから47°52°56°60°というジーブとは全く逆のパターン。短距離の方でクラブ間の距離を均等に埋めてきている。

これは善し悪しではなく、完全に選手の得意な距離レンジに合わせたか、コースセッティングに合わせたものだと思う。

クラブセッティングは自分の得意な距離レンジに合わせるべきか、それともコースでの必要性に合わせるべきか?

長いから続きを…。
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by yoshi_tsukada | 2009-05-08 08:40 | Clubs/Equipments

クラブ・セッティング考 (1)

ゴルフという競技は知ってのとおり状況に応じて、クラブを入れ替えることはできるけれども、クラブの本数を増やすことはできない。(ま、そんなに多くても全てを使えきれないだろうという意見もあるとは思う。)確かに自分も、天気の悪い日など、風の強さや向きを考えてクラブを入れ替えたけれども、ラウンド中に天候が変わり、もともと入れていたクラブが欲しくなったりしたことは多々ある。そう考えると、プロを含めてゴルファーは基本の14本のセットを持ち、そこに状況に応じてクラブを増やしたりするのが理想なのかなと思う。しかし実際には14本以上のクラブを入れることができないので、基本のセットについて考えてみようと思う。

なぜセットを考える必要があるのか?

やはりボールとクラブの進化で飛距離が伸び、それがコースの距離を延ばしたことがまずある。Par4であっても風によってはロングアイアンやそれ以上のクラブを必要とするホールが多くなってきた。次に、多くの選手がウッドとアイアンの間のクラブをバッグに入れるようになり、以前では狙わなかったようなPar5のセカンドショットでもピンを狙いにいけるようになったこと。それまでは限られた飛距離のでる選手達だけが狙えていたようなショットも誰でも高い球でグリーンの硬さに関係なく狙えるようになり、一人ロングアイアンをバッグに入れて頑張る意味がなくなったと思う。だって、どんなに頑張ってもユーティリティーで打つ弾道の高さにはアイアンはかなわないからね。とはいってもアイアンもまったく意味がなくなったわけじゃない。限定的に風の強い日や低い球を必要とする条件下ではまだまだ力を発揮できる。
これは賛同を得るかどうか解らないけれど、アイアンも含めて全てのクラブで飛距離アップを確実にした今、逆にウェッジでカバーする距離の範囲が広くなり、いままのようにPW,AW,SWだけでは足りなくなってきていると思う。ボールも硬くなり、スピンだけではボールを止めることができない状況も多くなり、もっとロフトのあるクラブで高さを求める必要があるはず。

こう考えると、選択肢の中へ入ってくるクラブは20本近くになる。こんなに選択肢があるのなら、もう一回自分のゴルフの性質を踏まえてクラブのセッティングを考え直すべきかなと。

そこでキーポイントとなってくるのはアイアン。上は何番から入れるのか。それによってウェアウェーウッドやユーティリティー、またウェッジを幾ついれられるのかが決まってくる。では何によってアイアンの本数を決めるのか?

続く…。
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by yoshi_tsukada | 2009-05-06 07:02 | Clubs/Equipments

ボール・コレクター

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ボールが先ではなく、バンコクのマーケットで先にボールを入れられそうな木製のケースを買ってしまったので、これから中に入れるボールを集めようと思う。今あるのは、自分が今年から使い始めた『TourStage X-01B+』と去年使っていた『Titleist ProV1-X』の『MOMO&BIRDIEそして。TommyのSrixonの3つ。

シーズン末までには、ケース一杯にしたい。どんな選手のボールが集まるかな。
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by yoshi_tsukada | 2009-05-05 01:25 | 雑談…

Amanへいってみたい

せっかくのゴールデンウィークなんだから、どっかへでかけたい。

と、思うことはある。だけど、プロゴルファーって職業は休日とかとは無縁。じっさいに休日がいつかなんてまったく知らないし。知っていればいいのは、週始めの月曜日とトーナメントが始まる木曜日だけ。いつどこにいてもこの曜日感覚だけはなくならない。一種の職業病だね。よく海外へいく時も、チケットが取りにくいとかチケットが高いと思うと、休日と重なっていたりすんだよね。

そんなんで、ゴールデンウィークといったって関係ないんだよね。そんなことよりも中日クラウンズにでたかった…。

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だけど夢はもっていたい。

いつか行ってみたい『AMAN RESORT』 は世界中にあるけれど、行ってみたいのはインド、ブータン、フィリピン、モロッコ、スリランカともうすく完成するラオス。人間の世界から離れた、そして自然を感じられるような場所で、電話もPCも何も気にしないで過ごしたい。夢だな。少々料金の方が高くて、それなりにゆっくりと過ごすには100万円くらいは必要か?逆に見れば、それだけの空間と時間を現代で買うにはそのくらいしますよ!ってことか。便利な世の中になったけれど、心と体を癒してくれる自然を人間は自分たちのそばから遠ざけてしまったんだね。

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暇な時、ホテルの部屋でパソコンの画面でアマンの写真を見ながら妄想してます。
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by yoshi_tsukada | 2009-05-03 23:41 | 雑談…

テストセンター

一昨日は秩父にある『GRAPHITE DESIGN』社のテストセンターで一日を過ごした。

朝の7時過ぎに都内を出発。一緒にPINGのスタッフI氏が同行。

関越道の花園ICを下りてから、約20分ほど山のなかへ。

わずか都心から90分くらいしか離れていないとは思えないようなのどかな田園風景の中にあるGD社屋。

ツアー担当のK氏とT氏に挨拶をしコーヒーをいただいてから、10分ほど離れたテストセンターへ。

静かな山間にネットの囲まれたテストセンターがある。一番遠いところで奥行きが330ヤードくらいある。

いままで(米国で)タイトリストの施設・オーシャンサイドとPINGの施設も訪れたことがあるけれど、GDもテスト施設の大きさは負けてない。

今回の訪問は、もちろんドライバーのシャフトを見つけること。

いまのシャフト(他社製)でもある程度は満足はしている。

だけど、プロとしてより良いものを見つけて自分の道具としていくことは必要であり、そうするべきこと。

GD社のスタッフも当然ツアー会場での活動はしている。トーナメント毎に練習場で選手の調子をみたり、選手と話し合ったりしながら、その週に使うシャフトを選ぶことは可能だけれど、トーナメントの現場ではどうしてもフィーリングを優先にしてしまうから、今回のように施設を訪れて、弾道解析を含めたデータをみながらシャフトを選ぶことができない。

そう今回はデータを見ながらシャフトを選ぶのが目的だった。

そしてシャフトは見つかった。

Tour AD EV シリーズのもので開発コードが「Q58」というもの。

もう一つ「V10」というものも試していたのだけれど、やや捕まりが良かったので諦めることに。

いままで使用してきたM社のD系シャフトとGD社のTourADの3本を、データを取りながら打ち比べたけれど、オモシロいね。現在の弾道計測器は、あらゆることが計測できるので、昔のように「イマイチ飛んでない気がする…」とかプロの自分達の(時に)曖昧なフィーリングに惑わされることがない。

おかげでテストを兼ねて、練習もたくさんできた。

ドライバーだけでなく、アイアンもユーティリティーも全てでデータを取った。

(以前にもデータは取っていたけど)自分の妄想的な「このくらいは当然飛んでいるだろ!」みたいな間違いがなかったから良かったよ(笑)

こんな感じで午前中はクラブのデータをとり終了。

お昼は、みんなで近くの美味しい秩父系のそば屋へ。水がすごく美味しいのか、蕎麦も都会よりも全然美味しい。こんな蕎麦がいつも食べられるなら、日本人がラーメンとかパスタなんて食べる気なんて起こさないんだろうなとか思った。

午後は、午前とはかわってまず捕まりの良すぎるアイアンショットとコントロールエリアのウェッジショット(30~60yard)の練習。

日本ではなかなか芝の上からボールを打つことができないから、ここで練習をできるのは凄い貴重!

プロといっても、マットの上からの練習ばかりになるとスウィングも変わるからね。

さっきも書いたけど、トーナメント会場での練習はテスト前の徹夜勉強と一緒で、物事を理解して覚えるというよりも、試合で使えるフィーリングだけを求める。徹夜で歴史上の人物名と年号だけ覚えるようなもの。

たいして身になることはない。なるとしたら、そこからやり続けた結果、半年〜一年後に身になるかな。

ながくなったけれど、そんなこんなでアイアンとウェッジの練習をし、少し改善の兆しがでてきたので、改めてドライバーへ。

なんと、そのアイアンのイメージを保ってドライバーを打つと、午前中に問題となっていたスピン量と、落下角度が理想値に近づいていた!?

テストといいながら、アイアンやウェッジまで練習してしまい、終わってみればもう18:00になっていた。

でも、楽しかった。

プロといっても、そのまえにはゴルフ好きな自分がいる。

芝の上からいいショットを打っていると気持ちいいよね。

またゴールデンウィーク明け前に練習をさえてもらいに行こう。
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by yoshi_tsukada | 2009-05-03 16:01 | Traveler's