Golf Traveler! by Yoshinobu TSUKADA

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最年長賞金王

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Photo by Shunji Maeda

2016年シーズンが終わった。

チャレンジツアー賞金ランキング1位となり、来年1年間のツアーへのフル出場の資格を得た。これは実質ツアーのシード権と同じことになる。ツアーによると、99年以降の記録上では歴代最年長賞金王(8月で47歳となった)とのことだ。誇らしいような恥かしいような複雑な気持ちがする。正直な話をすると、今年はチャレンジツアーでは早々にランキング上位を確保、来年前半戦の出場権を得て、ツアーに集中しシード(賞金ランキング60位内)もしくは準シード(ランキング61-75位)を目指そうというつもりだった。楽に考えているわけではなかったが、なんとかできるのでは?と自分自身では感じていた。しかし、始まってみると、ツアーとチャレンジツアーの両方に集中してプレーすることの難しさを思い知らされた。早々にチャレンジツアーで勝ったことも関係していると思うが、どうしてもチャレンジツアーの方に偏りがちなスケジュールになってしまった。結果としては、ランキング1位を手にしたわけだから、間違った選択をしたわけではないが、もう少しツアーの方でも稼いでランキングを上げておきたかったという思いが残った。

少し心残りもあるが、シーズン終わりまで待たずに来年の出場権を得られたのだから、喜ぶべきだろうと思う。今年は久しぶりにゆっくりとした年末を過ごすことができるだろう。


※ 写真は[石川遼 everyone PROJECT Challenge Golf Tournament 2016] 優勝時
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by yoshi_tsukada | 2016-10-30 00:20 | Traveler's

大阪電車通勤

先週もアジアパシフィックオープン ダイヤモンドカップ(茨木カンツリー倶楽部)はマンデー予選を通過しての出場。いま正直に言えば、予選を通過する自信もなく、同週に群馬県で行われるチャレンジツアーの試合に行くつもりでいた。なのでレンタカーも借りてなく、予選通過後に急遽群馬のホテルをキャンセルし大阪にホテルを取り直した。実は先週は大阪駅のところのホテルに泊まり、毎日電車通勤をしていた。駅の上に位置するホテルから駅のホームまでの時間は約3分。大阪駅から茨木駅までが約15分。そこから茨木カンツリー倶楽部まで、朝なら6分くらいで着く。電車の時間さえ把握していれば、部屋のドアから倶楽部ハウス入り口まで30分かからないで行ける。これは近い。ドアtoドアだからね。試合の方は残念ながら予選落ちしてしまったけれど、月曜の予選から金曜日まで、普段はできない電車通勤を堪能することができた。ちなみに普段はレンタカーなどでコースへ通う為、部屋からゴルフをする格好で行くのだけれど、先週は電車通勤ということで、行きも帰りもシャツ、パンツ、革靴という格好で通いました(笑)
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by yoshi_tsukada | 2016-09-26 00:37 | Traveler's

Enough?

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アメリカで食事の管理をするのは、慣れていない物にとってはなかなか難しいことだと思う。何しろ一回の食事のポーションが多い。サラダを注文したとしたら、軽く日本で見るサラダの倍の量の野菜が皿に乗ってくる。サラダに限らず、ステーキであろうと何であろうと、1皿で充分以上に満足できる量が皿に乗せられてくる。

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「腹八分目」という言葉があるように、少し腹に余裕を残しておく方が、食後にも味の余韻を楽しめるように思う。しかし、そこはアメリカ。ケチくさい事はせずにたっぷりと皿に盛ってくれる。おかげで食事制限を自分に課している身としては、メニューの選択肢が少なく、少々辛いかな。滞在中は、ランチはほぼサラダしか食べなかった。それでも量が多く、食べ過ぎなのじゃないかと心配したほど。写真にあるチキンステーキ。チキンなら大丈夫かなと油断して朝から注文してしまったら、揚げた大きなチキンが出てきてビックリした。しかもたっぷりのグレービーソースまでかかって…。恐るべしアメリカ。外食には気をつけよう。

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by yoshi_tsukada | 2016-02-20 02:33 | Traveler's

MOMENTUM SPORTS THERAPY

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今回の訪米の目的の一つは、ここ『MOMENTUM SPORTS THERAPY』(モメンタム・スポーツ・セラピー)に来ることだった。僕自身、スポーツセラピーという言葉が耳慣れしていないので、実際にセラピーを受けるまで、スポールセラピーなるものが一体どういうものなのか皆目見当もつかなかった。


このモメンタム・スポーツ・セラピー(以下、MSTに省略)はロスから車で40分ほど車で南に下りたオレンジカウンティーのアーバインにある。ITやテクノロジー系の会社オフィスが並ぶ一角のビルの中に、あまり目立つこともなくポツンと存在している。約束の時間にオフィスへ伺うと、今回のセラピーを担当してくれる、カイロプラクティック担当 Dr.VINCE DISAIA と、ドクターの妻でもあるNeuromuscular Therapy(ニューロマスキュラーセラピー)担当の MARCIが笑顔で迎えてくれた。


今回MSTでの、ドクターとのセッションは、身体の動きを調べること。少し詳しく説明すると、各関節の可動域や動き方、また色々な姿勢(ポジション)での筋出力を調べていく。こうして上から下、表と裏を調べていくと、自分の身体の特徴がハッキリと浮かび上がってくる。今回ドクターに調べてもらった結果、身体の機能的な動きはかなり良いと言われた。ただ唯一問題があるのが、背中側の上の部分、ちょうど肩甲骨の辺りの辺りの可動域が極端に小さく、例えば捻転運動などの時に、下半身から肩・腕へ繋がる連動した動きが、この辺りで途切れてしまうとのことだった。決めつけることはしたくないけれど、昨年から問題としているバックスウィングが低い位置で止まってしまう、飛距離が出ないというのも、この辺りの身体の動きが関係しているように思える。セッションでは、それに対処するエクソサイズやドリルなども教わってきたので、日常のトレーニングに取り入れて身体の改善に取り組んでいきたいと思う。


ニューロマスキュラーセラピー担当のマーシーには、筋肉の状態を調べて貰った。今回はあまり時間がなかったので、上半身のみ調べてもらい、気になる部分だけマッサージを施術してもらった。マーシーの施すマッサージは、日本式の指圧やタイマッサージなどとは違う。あえて例えるのならタイ式のオイルマッサージに近い感じで筋肉をほぐしていく。セッションはおよそ40分ほど、2年ほど気になっていた左肩の痛みのある部分を施術してもらったのだけれど、100%までとは言わないが、かなりの痛みを取り除いてもらった。加齢によるもので、これからずっと付き合っていかなければいけないものだと思っていたので、マッサージにより痛みを取れるとわかったことは嬉しい。


今回のセラピーを受けて良かったなと思うのは、これからはより明確にトレーニングと身体のケアの方向が見えるようになったこと。バランスの良い身体とパフォーマンスを得るために、補強していいかなければならない部分が見えるようになったこと。


最後にMSTDr.ヴィンスとマーシー、そして紹介してくれたPINGのスタッフに感謝をしたい。サンキュー!


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by yoshi_tsukada | 2016-02-15 17:15 | Traveler's

ロサンゼルスの夕焼け

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綺麗な夕焼けに遭った。


16:00 ロサンゼルス着。シアトルに比べたらとても暖かく、そして空も青い。イメージしていた通りのロサンゼルスの空だ。機内から望む景色も、乾いた土の色、灰色の建物群、そして海と空の青が自分たちの陣地を主張しあうようにひしめき合って存在しているように見える。それにしても空から見るロサンゼルスの街は大きい。大きいというよりも広いと感じる。その広い街に、所狭しと走る車の数にまた圧倒される。「This is America」って言いたくなるよね。





空港で荷物を受け取り、迎えに合流する頃には帰宅ラッシュの渋滞が始まったいた。渋滞の中をホテルに向かっても2時間近くかかるかもしれないから、近くで時間を潰そうということになった。そこでロサンゼルスでまだ海を見たことがないと言ったら、空港のすぐ南のマンハッタンビーチへ行こうということになった。混雑している道を何とかやり繰りしながらビーチに着いた時には、もう日が沈むまで10分もないという本当に日没ギリギリの時間だった。だけど、その時間が最高だった。車を停めて、海に向かって坂を下りていくとイキナリ目に飛び込んできたのは、見たことがないような綺麗で圧倒的な夕焼けだった。ロウソクが燃え尽きる前に一瞬激しく燃えるように、太陽が沈み切る前に大きくオレンジ色に輝いている瞬間に遭うことができた。圧倒的なオレンジ色だった。こういう風景が日常に存在しているロザンゼスルってスゴイなと思う。これだけでも人を惹きつけるに十分な魅力だと思う。犬の散歩や、子供連れの散歩、またジョギングで人々が行き交うビーチロードで沈んでいく夕日を見ながら、そんなことを考えていた。もっと写真をうまく撮れれば良かったな…。



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by yoshi_tsukada | 2016-02-11 16:35 | Traveler's

曇りのシアトルから

いまシアトル空港のラウンジにいる。もう1時間程でロサンゼルス行きの便に乗る。ロスに数日滞在してからフェニックスへ向かう予定になっている。ラウンジの窓から見えるシアトルの空は曇り、雨も降っている。気温も10℃ほどしかないようだ。ラウンジで、ぬるいコーヒーを飲みながら、そんな空を眺めている。


アメリカを訪れるのは去年の4月以来になる。目的は今回と同じ、アリゾナ週フェニックスにあるPING本社に行き、新しくリリースされたクラブでのフィッティングや調整、パッティングラボでストロークのチェック、そしてENSOでシャフトやヘッドの動きをより詳細に調べることである。去年も書いた覚えがあるが、ENSOはかなり詳細にシャフトやヘッドの動きがわかるので、去年までのスウィングと比較して、1年間取り組んできたスウィングでのクラブの動きがどうなっているのか見るのが楽しみだ。あまり期待はしないつもりではいるが、去年までと明らかに弾道が変わってきているので、シャフトやヘッドの動きは当然変わっていると思う。果たしてそれがいい方向へのチェンジなのか、それとも


アメリカもエルニーニョの影響で、あまり天気が良くないと聞いている。これから向かうロスやフェニックスは、せめて日中は暖かいことを願う。


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by yoshi_tsukada | 2016-02-11 05:16 | Traveler's

目的と手段

目的を成し遂げる為の手段が、いつのまにか目的に成り代わっていることがある。目的を高いレベルで成し遂げる為に、その手段を磨き極めようとする、そして手段を極めることが目的になってしまうんだ。

こういうことはゴルフのプロの世界でも見かけることがある。更に上のレベルのゴルフを目指すが故に、スウィングを直し、それを極めようとする。高いレベルを目指す程にスウィングの完成は遠く、いつしかスウィングの完成を目指して努力をしていくことになる。

ゴルフというゲームは、人とスコアを競うゲームである。1打でも人よりも良ければいいのであって、その手段は(ルールに則していれば)問われない。見かけは醜いスウィングであろうと、狙ったポイントにボールを運ぶことさえできればいいのであって、癖のあるスウィングであろうと、反復性のあるスウィングの方がゲームには向いている。しかし、より効率良くどのコースでも成績をだす為には、遠くにより真っ直ぐにボールを飛ばす方がいい。その為に人はスウィングの改造に手を染めることになり、それがいつのまにか目的と手段が入れ替わる原因となる。これはスウィングに限らずに、クラブを追求すること、身体をビルドアップすることでも起きうる。

ぼくらプロのオフシーズンの過ごし方は大事である。試合から遠ざかっているからこそ、行く道を間違えてしまうことがある。努力をしているからこそ、見えなくなることもある。決して何もしないことがいいことではない。しかし、何もしなかった方が良かったという結果になることもある。残念ながらすべてが終わるまで、いま自分のしていることが正しいのかどうかはわからない。正しい道を歩いているのか常に不安がある。毎年そんなことを思いながらオフを過ごしている。

辞書で引くと目的と手段は英語で『Ends and Means』というんですね。なにか日本語のニュアンスと少し違う気もするけれど…同じような言葉があるということは、同じ観念を持っているということ。文化と言葉が違くても同じ観念を持てる。オモシロいね。

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by yoshi_tsukada | 2015-02-27 07:14 | Traveler's

思い出の写真

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2014年 3回目の全英オープン出場で訪れたロイヤル・リバプールGC。トーナメントの方は残念ながら1打足りずに予選通過ならず。また4回目を目指して、これからもゴルフを続けていこうと思う。

トーナメント中に滞在していたのはコースからすぐのHoylakeという小さな町、アイリッシュ海に面した静かな高級住宅街がある町。そこから南へ25マイルほど行ったところにChesterという城壁に囲まれた城郭古都がある。歴史を感じさせる城壁や大聖堂などがあり散歩するだけでも1日楽しめるところ。こういう歴史を感じられる場所を訪れる楽しみも全英オープンならでは。次はスコットランドの方へも行きたいな。

予選落ちをして、時間が取れた日曜日にチームTsukadaのMr.SaitakeとMrs.Tomoでチェスターで訪れた。城壁や大聖堂にとても感動した。日本にはない石の文化を堪能しました。この写真は、城壁沿いの小さなカフェで、地ビールと(不味いと言われている英国料理だけれども)美味しい料理を楽しんでいるところ。これが今年いちばん思い出に残る写真かな。

今年もたくさんの人に応援してもらい励ましてもらった一年でした。ありがとうございました。また来年も宜しくおねがいします。

良いお年を!



※ Facebookにも同じモノをアップしました。
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by yoshi_tsukada | 2014-12-31 18:11 | Traveler's

シーズンを終えて、遠いドバイで、これからを考える

アジアの最終戦も終わった。残念ながら予選落ちとなり自力でシード圏内の60位を確保することができなくなった。落ち込んではいるけれど、気持ちは意外にサバサバしている。予選落ちで「もしかしたら…」などと希望など持つ気もないので、頭の中は既に年明けのクオリファイングトーナメントに向いている。また挑戦をし直すということ。

思い起こせば、アノ試合に出ていればとか、もう数試合多くこなしていればなど、後悔する部分もあるけれど、ツアープロとしては、その試合の選択やスケジューリングも必要な能力の一つなので、マネージメントに頼らず自分ですべてを決めなければいけない、自分にとってはツアープロである以上絶対に必要な能力である。

「もう数試合アジアで多くプレーしていれば…」と言っても、日本ツアーの終盤は疲労とスウィングの問題を抱えていた。日本の賞金ランキングも61位(実質の60位)であったことを考えると、どちらのツアーも、これ以上増やすことも、減らすこともできないギリギリのスケジュールだったと思う。来月のアジアQTの結果次第だけれども、来年はスケジュールに関しては今年の反省を鑑みて決めていきたいと思う。

また今年は昨年に続いて欧州ツアーQTを受けなかった。欧州への挑戦を諦めたわけではないけれど、もう5年もするとシニアツアーにも挑戦できる年齢になる。アメリカのチャンピオンズツアーへ行ってみたいという夢もある。シニアになってすぐにレギュラーツアーから撤退はしないけれど、最終目標のチャンピンズツアーへつながる道を、日本、アジア、欧州を含めて考えていきたいと思っている。いままでは計画性も無く、行きたいところへ行ってゴルフをしてきたけれど、ここからの10年、15年は自分のキャリアについて考えてやってきいたいと思う。

ドバイの地より
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by yoshi_tsukada | 2014-12-21 17:55 | Traveler's

一年間お疲れさまでした!

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Photo by Iwamoto


夏を過ぎてからの時間の流れは速かった。気がつけばもう日本ツアーは終わりになっていた。日本シリーズへ行くことができない自分のような選手は、先週のカシオワールドをもってシーズン終了となる。

今年は自分なりに大きな目標をもって望んだシーズンだったけれど、全英出場以外には、目を見張るような結果を残すことができなかった。その中でも残念だったのは、デフェンディングチャンピオンとして挑んだ東建での予選落ち。そして全英オープンでの予選落ち。この2つは自分にとって悔しい結果になった。日本シリーズへの連続出場も、自分に課した大きな課題の一つであったけれど、終わってみればランキング61位(資格停止の松山を除き繰り上げで実質61位となる)でシードの最後のスポットにかろうじて収まる成績だった。

納得などしてはいないけれど、思うようにいかないシーズンからでも学ぶことは多々あったように思う。これを来シーズンへ活かすオフシーズンの過ごし方ができれば、来年はツアー2勝目、そして日本シリーズが手の届くところまでいけるのではと思う。新たに覚えた技術もあり、ゴルフは上手くなっていると自分では感じている。まだ勉強できる技術はあると思うし、少なからず自分には期待したい。ゴルフは技術とクラブで少ないストロークを競うゲーム。来年は、もっと強い(ゲーム)プレーヤーになりたいと思う。

最後にお世話になった全ての人に「ありがとうございます」と伝えたい。ツアープロは一人で戦っているようで、じつは色々なサポートやアドバイスなどを受けている。シーズン中は必死で感謝の気持ちを伝えることなどすっかり忘れていたけれど、こうして終わって振り返ると、どれだけ色々な人に助けられたのかがよくわかる。また来年も宜しくお願いします。

SNSでもアドバイスをソっと送ってくれる人もいるんです。見るに見かねてのメッセージなのがよくわかります。ありがとうございます。いつも参考にさせてもらっています。

本当は、カシオが終わりゆっくりと家で普段あまり遊べないワンコ達と過ごしたいところなのですが…アジアの方もシード争いの渦中にいます。今週からの3試合、インドネシア、タイ、ドバイと戦っていくつもりでいます。身体はとっくに悲鳴をあげています。しかし、そこは自信と集中力と能天気さで戦ってこようと思います。1年に2回もシード争い(しなくても構わないんですけどねホントは)ができるなんてプロ冥利に尽きるというか、プロだから味わえるプレッシャーだと思う。いい酒の肴だな(笑)世の中には1年に2つのツアーで賞金王争いとする選手もいるのだけれど、僕のように2つのツアーでシード争いをする選手もいる。そういうの嫌いじゃないな。



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by yoshi_tsukada | 2014-12-01 20:05 | Traveler's