Golf Traveler! by Yoshinobu TSUKADA

新たに始まりを…

いまバンコクへ向けての空の上にいます。
新しいANAの機材にはLANが付いているので、ネットに接続できます、便利になったね。

急にバンコクへ向かったのは、最後の賭けじゃないけど、自分のゴルフ、フィーリングを取り戻すためです。春先までアジアで過ごし調子がいいとばかり思っていたけど、始まってみれば飛ばない、曲がる、自分のフィーリングさえ無くして困っている自分が居る状態。先週も予選を3位で通過して少しは期待を持っていたけど実際には、現状の酷いゴルフをコースで再現するだけの記憶にもとどめたくない一日になっただけでした。色々と試して、良くなる期待は全くなくなりました。現実に目を向けるとただただ日々酷くなるだけのゴルフ。飛ばない、曲がる、自分でも予測ができない球がでてはスコアなんか作れるわけがない。

なんで?

これがしょうじきな気持です。なんで? なんでこうなってるの?

シーズンが始まっている今、バンコクへ飛んでの練習はある意味賭けです。でも、伸び伸びとゴルフができる状況でもしかしたら自分のスウィングを取り戻すなにかが掴めるかも!?という期待で飛びました。どうなるんだろう?人生、プロ人生で初めてです、こんな状況。スウィングをいままでどんなにいじられても、直されても飛ばなかったことなんてないし、自分のフィーリグがなくなった事なんてないし…。これからのシーズン、ゴルフ人生に対しても不安です、元に戻らないいんじゃないかって。先週の仙台で非公式に飛距離を測っていました。初ドライバーの平均が280yを切りました。ウソでしょ?って感じです。たった数ヶ月で20y以上も距離を失うなんて…。

なんで僕が距離にこだわるのか?それは、それが僕のゴルフの原点だと思うからです。もし僕のゴルフが魅力的に感じる人がいるなら、それは絶対に飛距離に見せられてるはずだし。僕も飛距離をもとにゴルフを作ってきた自負がある。考えてみてください!そんな選手が、飛距離を失って270yでツアーを戦うなんて、無理でしょ。練習をすればとか、自然にもどるのを待てばという人もいるかも知れない。でも、いつですか? その時に僕はツアーでゴルフできてますか? シードも無くなって、お金もなくなって、契約もなくなって、プロでいられるの? そんなわけないよね。今を生きられないプロが数年先の話なんてできっこない! 僕には今すぐに自分のゴルフを取り戻す必要があると思う。

たったドライバーで10ヤード。でも、ピンを狙うショットで1ヤードでも近くと計算をして、狙いを定めて戦っている選手達がいる中で、10ヤードは途方もない数字なんです。飛ばないのと、飛ばさないと違います。プロにもドライバーの飛距離にこだわる選手、パットに命をかける選手、マネージメントに頼るプロといます。僕は飛距離に選手生命をかけます。

なんとか今回の滞在で、自分を取り戻すきっかけを掴みたい。もう一回クラブを思い切り振れる自分を取り戻したいです。思い切りも振れず、フィニッシュさえ思い通りにとれないなんて悲し過ぎる…。結果なんて自分でどうにもなるものじゃないから、しょうがない。でも、せめて思い切りクラブを振れる自分で戦いたい。
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by yoshi_tsukada | 2006-06-05 22:32 | Traveler's