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Golf Traveler! by Yoshinobu TSUKADA

似て非なるショット

先日、秩父にあるグラファイトデザインのテストセンターへ練習に行ってきた。やはり芝の上からボールを打てる練習というのは気持ちがいいものだ。(ツアー会場では、打ち上げの練習場などが多く、ここ1ヶ月くらいはツアー会場で練習場へ行っていなかった。)午前中に廣済堂でゴルフをしてきた福沢先輩プロと永野竜太郎もテストセンターで合流。福沢先輩は久しぶりの再開もあり、おしゃべりが止まらなかった(笑)昔とまったく変わっていないのが嬉しかった。ちょっとウザいとも思ったけど。^^

オモシロいことがあった。

いつもの様に、データを取りながら練習を始めた。データを見る限り、自分のショットに関しては通常通りでなにも問題無し。見慣れた右からのドローボールを打っていた。通常のショットでは、僕の7アイアンでボールへのアタックアングル(入射角)は約1〜2度くらいになる。これはかなり低い位置からクラブが入ってきているということになる。そして強い風の中をイメージして低い弾道を打つ時は、アタックアングルは約6〜7度くらいになる。これは自分では、かなりの低弾道ショットを打つ感覚であり、実際にかなり低い球を打つ。しかし竜太郎の通常の7アイアンのショットのアタックアングルは約7度!そして高弾道を打つ!2人共に通常ショットでの弾道の最高到達点はだいたい40㍎。端からみると同じようにショットをしているようだけれど、実際にはスピン量も含めると全く違う性質のショットしていることになる。また飛球線に対してのクラブの軌道も計測できす。ちなみに僕はドローヒッターということもあり、インサイドから約7度の角度でインパクトを迎えている。普通は2度くらいが適正らしいのだけれど…(笑)竜太郎がそれと同じように振ろうとしたら、ものスゴいフックボールを打つような感じになり、とてもじゃないけれどコレでゴルフはできないと言っていた。こうしてデータを取ってみると、目で見えないものが分かってくる。繰り返すが、同じようなショットを打っているように見えても、性質が全く違うショットを打っているということ。高い精度でピンを狙うことを要求されるシビアな状況では、同じところからショットをしたとしても、ピンを狙える狙えないがハッキリと分かれると思う。同じところから同じ番手のクラブを持って打ったとしても、内容は全く違うんだと思ってみるとゴルフはもっとオモシロくなるだろうね。それにしてもクラブを上から入れられないのは昔から変わらないなぁ…。
by yoshi_tsukada | 2013-09-14 13:35 | Swing&Stroke