Golf Traveler! by Yoshinobu TSUKADA

スピンをめるぐ話

最近のクラブとボールは揃っていかに余分なスピンを減らしてボールを飛ばすか?という方向へ向かっているように思う。10年も前にはまだボールにもクラブにもスピンをかけられる要素は多分にあったように思う。もっと昔はボールにはスピンが入るのが当たり前で、それをテクニックでスピン量を減らして飛ばしたり、故意にスピンをさせてボールを曲げたりしてコースを攻めていた。そういう技術が要求された時代だった。

今は違う。ボールからスピンがなくなったということはボールを曲げる、飛ばさない、止めるということが難しくなったとも言える。飛ばすことに関してはクラブとボールが適正なスピン量を確保してくれるので、自分で必要な弾道の高さをだせばいいだけだ。ある意味、余計な技術がいらない時代になった。クラブやボールのする仕事を邪魔しないスウィングが要求されるからだ。

個人的に思うのは、どちらが難しくて、どちらが簡単だとは言えないということ。そして時代の流れは止まらないのだから、今のクラブとボールを使いこなしていかなくてはいけないということ。幸か不幸か、オレはスモールボールの時代にパーシモンドライバーでゴルフを始めた。そして460ccのドライバーで30年前には名前さえ聞いたことのない素材で何層にも覆われたハイテクボールを打っている。ドライバーなんかはあり得ない大きさにまでなり、あり得ないような位置に重心がある。オレが60歳になった頃にはクラブやボールはどんなことになっているのだろうか?
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by yoshi_tsukada | 2013-02-09 12:42 | Clubs/Equipments