Golf Traveler! by Yoshinobu TSUKADA

ADTツアーを知っていますか?

『ADT ENTERS NEW ERA WITH WORLD RANKING POINTS』

このニュースを見て少なからずショックを受けた。ADTとは数年前から始まったアジアンツアーの下部ツアーである。そのツアーがワールドランキングポインとの加算対象となった。要は世界的にツアーとしての存在を認められたということ。日本にも古くから、名前は変更されてきたけれどチャレンジツアーというのが存在する。しかしこちらは未だにワールドランキングポインとの加算対象としては認められていない。決して日本のチャレンジツアーのレベルが低いわけじゃないのだけれどね…。でも、こうしてワールドランキングの対象として認められるようになるとツアー自体にも勢いがつき、人も集まるようになるはず、そう遠くないうちに日本のチャレンジツアーは抜かれていくと思う。

ここ数年のことだけれど、もはやQTレベルでは、受験にくる選手のレベルはアジアの方が上だと感じた。日本のQTは、大学の入試受験さながらの重苦しい独特の雰囲気を醸し出し、無事にQTでいい成績を収めるのは易しいことではない。しかし受験する選手の層はアジアの方が上だと思う。こういう選手達がADTツアーへ行くのだとしたら、もう日本のチャレンジツアーは負けるだろう。そしてADTとチャレンジの最大の違いは競技日数だ。方や4日間、日本のチャレンジは2日間もしくは3日間。これがワールドランキングの加算対象になるかならないかのポイントだと思う。

今週出場するタイ国内ツアーのシンハツアー(All Thailand)も賞金の少ないローカルツアーとして存在するけれども、競技日数は4日間となる。ツアーに上がる選手達を育てるという意味では、4日間の競技をプレーさせるというのは大事なこと。2日間や3日間の戦いと4日間の戦いはまったく違うのだから。

アジアにでているけれども、日本人として、日本のツアーには発展して欲しいと思うし、日本人選手には大きく活躍して欲しいと思う。こういうニュースを見て、育成レベルでアジアなどに抜かれていってしまう日本を見ると悲しくなる。それこそ日本人が日本のツアーに見向きもしないで海外へ出て行ってしまう日がくるんじゃないかとも思う。日本でミニツアーやローカルの試合、そしてチャレンジツアーでも4日間競技は当たり前になる日がくるといいよね。ツアーの大きなスポンサーが減ってしまうことも大きなニュースだけれども、育成レベルのツアーが整っていないというのも業界の人間に知ってもらいたい大事なことだと思う。

※ 今週からADTツアーださっそく始まる。QTの翌週に始まるっていいね。日本から市原コーダイら若手連中が何人か出場すると思う。興味があればチェックしてみてください!
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by yoshi_tsukada | 2013-01-30 12:33 | Traveler's