Golf Traveler! by Yoshinobu TSUKADA

Final Result 2010

'10 終盤戦の太平洋VISAマスターズ〜カシオワールドオープンで、追い上げが届かずに、最終の賞金ランキングを86位 (¥7,994,423)として終わりました。これは今年の自分の成績です。そこには言い訳も不運もないです。シーズンを自分の思い描いたように戦えなかったこと、また目標を達成できなかったことは、今年のシーズンに向かうシーズンオフからの準備ができていなかったということだと思う。結局それがプロになってから、唯一自分ができていないことであり、必要なことだと思う。怠慢にも「現場で対応する」という考えが、間違っていると今年は実感した。

そして2年振りに復活したシード権も落とし、カシオワールドの後に、そのまま茨城のセントラルGCで行われる、2011年の出場権を賭けたファイナルQTへと行きました。結果は、6日間 418ストローク (-14) 68, 70, 73, 71, 70, 66 (37, 29) 最終順位15位として、無事に来シーズンの開幕戦からツアーで戦える位置にはついたと思う。99年にプロテスト合格後、そのままツアーのファイナルまで進んでからほぼ毎年のように戦ってきたファイナルQT。慣れているし、戦い方も知っていると思っていても、実際に始まってみれば苦しかった。ツアーで戦うのとはまた違う苦しさがある。ミスの許されない、以前に書いた『無謬主義(むびゅうしゅぎ)』的なゴルフが要求される。そして会場全体も、そういう雰囲気に包まれるんだ。あまりのプレッシャーに距離感やスウィングのタイミングさえまともに取れなくなってしまう選手も多数いる。なんて事のない1mのパットでさえ、カップに向かってボールを真っすぐに進ませることが難しく感じる。そんな世界。
自分もツアーからの流れで、そこそこのゴルフができる自信はあったけれど、始まってみれば、チャンスを散々に取りこぼすことを重ねて、最終日の折り返し地点に差し掛かる頃には、来シーズンを開幕から戦える順位にも届いていなかった。『背水の陣』じゃないけれど、(意図したわけではないので、言葉の使い方は間違っていると思うけれど、気にしないでください)もう残り10ホールと後がなくなり「来シーズンは職業を変えないとダメかな…」と思ったら力が抜けてきて、心の中で何かが吹っ切れたんだ。そこからは残り10ホールで-8の快進撃! アノ追いつめられたプレッシャーの中で、こんなゴルフができた事は自分でも驚きだったけれど、プレーが終っても自分が29で回ったこと、いくつバーディーを取ったのかも数えていないくらい集中していたんだ。終って順位は15位だけれど、6日間の一番最後にベストなゴルフをだせたことは、何かしら来シーズンに繋がることがあるのでは?と自分でも期待が少しある。それはこのオフの自分の過ごし方、準備の仕方によると思う。例え短い期間でも、シードを取る事を第一としながらも「最終的には来年の開幕戦に出場できるように!」とファイナルQTへ行く事も念頭に置いて準備をしてきた事が成績に結びついたんだと思う。同じ事をシーズンオフでできれば、来シーズンは何か成し遂げられるような気がする。

元々が計画的にモノゴトを進めることが苦手だけれど、もうそんな事を言っていられるような歳でもない。20歳代の選手と違い、あと何十年もツアー選手としての時間が残されているわけじゃない。せめて残りの時間は、力を出し切る為にも、オフの過ごし方を大事にして過ごしたいと思う。

と言っても、どうするかな? それを考えるくらいの時間はゆっくりするか。



※しばらくブログの書き込みがなく、申し訳ありません。ファイナルの会場でも某先輩プロのSさんに「早く書け!」と催促を受けました。ありがたいことです。ホントにすみませんでした。カシオワールドからの緊張の毎日と、風邪で体調を崩してしまい、長時間パソコンの前に座ることを自粛していました。

これからも暖かい応援も厳しい意見も謙虚に受けます。宜しくお願いします。
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by yoshi_tsukada | 2010-12-10 21:40 | Traveler's