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Golf Traveler! by Yoshinobu TSUKADA

Difference...

先週のダイヤモンドカップの決勝の2日間の土曜と日曜に、それぞれ藤田寛之と平塚哲二とプレーした。元々がトップレベルのプレーヤーだったけれど、去年から何かを得たように更に上のレベルでプレーしているように見える。その2人と一緒にゴルフができる。いい週末を過ごせたと思う。

自分のプレーを放っておいたわけじゃないけれど、2人のことばかり見ていた(笑) 何が違うんだろうって?もうね、歩き方、素振り、ルーティーン、もちろんスウィング、朝のパッティングの練習まで殆ど気をつけて見ていた。そして一つだけ2人に共通することを見つけた。それはスウィングやルーティーンじゃないです。練習の仕方でもない。そういうのは、それぞれ個人独特もモノ、みんなが自分らしいモノを持たなきゃいけない。2人に共通のモノというのは『パッティングラインを時間をかけて丁寧に自分で読んでいる』ということ。ものスゴくじっくりと時間をかけてボールからカップまでのラインを読んでいる。「みんなラインくらい気をつけて読むでしょ?」と言われるかもしれないけど、そうじゃない。この2人は『かなり丁寧に読んでいる』と思う。たった18ホールじゃ、2人のラインの読み方までは判らなかったけれど、どんな打ち方をするかということよりも、ラインを読む事に時間をかけていた。言い方がオカシイかな?時間をかける事が重要ではないけれど、結果的に時間がかかるくらいに丁寧にラインを読んでいるということ。

当然の事ながら、一流と言われる人達は他人よりもいいスコアをだす。スコアをだすということはパットを確実に沈めている。みなパッティングが上手いってこと。ヘタなのにパッティングが上手い人はいない、プロに限って言えばね。藤田、平塚と2人を見て思ったのは、自分はパッティングに関して間違った取り組み方をしてきたのかなと…。どうやってパターヘッドを動かすか?ということばかりを考えてきて、肝心な事を忘れていたみたいだ。そんな気がする。スウィングだってそう、練習場だけでスウィングを作ったところで、コースで上手くいくわけじゃない。だってコースでは、風や傾斜などという不確定な要素を含んだ環境のなかでなされないといけないから。そうしたらパッティングも一緒だよね。ストローク(打ち方)だけが独立した存在なわけじゃない、芝、水分の含み具合、そしてラインの読み方にも関係しているはずだから。

なんか進む方向が見えそうな気がする。まだ何か?は判らない。でも何かは変えられそうだ。

パリー、藤田、そして平塚の3人とプレーできたことに感謝!
by yoshi_tsukada | 2010-06-01 09:38 | 雑談…