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Golf Traveler! by Yoshinobu TSUKADA

KBS TOUR

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開幕戦から使い始めた新しいシャフト。細かい機能性だとかはわからないけれど、一発目から気にいって、そのまま使ってます。これを作ったのは、元々今はなき「プレシジョン社」でプロジェクトXを設計した人物とのこと。
新しいシャフトを探してのは、去年使っていたプレシジョン時代のプロジェクトXがもう手に入らなくなったから。同じプロジェクトXでもツルーテンパー社製のものは素材の違いからくるものなのか、どうもしっくりいかない。
そんな折りに出会ったこのシャフト、いい感じです。

細かい性能はよく解らないけれど、ダイナミックゴールドX100(以下、DGX!00)と打ち比べた時は、けっこうハッキリした違いが感じられた。DGX!00はKBSに比べて、インパクト直前でいきなりシャフトの戻りがあり、ボールが捕まりすぎる感じがする。ある意味ヘッドスピードがあるプレーヤーには、KBSに慣れてしまうとDGX!00は怖いシャフトかも。KBSは、それに比べてシャフトの加速が緩やかで安定しているように感じる。これはプレーヤーごとのヘッドスピード領域によっても違ってくるだろうから、一概に僕の感想が当てはまるとは言えないと思うけど、ウッド系の入っているグラファイトシャフトに近い感じなんじゃないかな。

あとサイトを覗いたら、ウェッジ専用のシャフトもあるみたい。機会があったら試してみようと思う。

よくプロは「色々とクラブやらシャフトを試せていいですね!」と言われる。確かにそうだ。いままで自分では、「そうですねぇ、まぁ仕事なんで…」くらいの返事をしていたのだけれど、この前、スシがいい事を言っていた。『プロは、例えればF1の車。時速300kmで走る車には、それなりの精度を持った車じゃないとダメ。』みたいな事を言っていた。確かにそうだ。日本では「弘法筆を選ばず」って諺があるけれど、確かにプロはある程度どんなクラブでも使いこなせる。普段のプライベートだったら、レディースクラブでだってそれなりのスコアでまわってこられると思う。だけどレースになり、300kmで走る時には、ラインを5cmの誤差もなく走れるくらい自分の手足のように動かせる車が必要なんだ。僕らプロは、ただ新しいものを試しているだけじゃなく、そこから一歩も二歩も踏み込んで、自分なりの調整を加えて自分のクラブを作っていく。もちろん製品の性能やクラブに詳しい、メーカー等のスタッフの助けを借りながらね。

久々に逢った気にいったこのシャフト、これからうまく調整していけたらオモシロいかも!?
by yoshi_tsukada | 2009-04-27 15:40 | Clubs/Equipments